父の命日に2019/03/13

3月13日は私の父の亡くなった日だ。
1947年(昭和22年)で父は56歳、私は19歳で女専の卒業式の二日前だった。

その時のことはブログを始めたころ(2010年3月13日)に書いている。
今も読み返して、当時のことをマザマザと思い出した。
慣れない寒い地で、ま そのお陰で空襲にも遭わず無事だったのだけど。
終戦で病院を辞め、開業した無理も有ったのかも。
ペニシリンが、あと何本か入手出来れば肺炎で亡くなることも無かったかも。

父っ子だったは私は、学校をずっと休んで病後だった母の替わりに横に布団を敷いて付き添った。
父は冷静に自分の状態を観察していたみたい。
「危篤状態かも」と自嘲的に私に呟いて二時間くらい後に亡くなった。

18年間、物心ついて記憶に残っているのは15年余り、あまりに短かったな。
短かったけれど父に貰ったことはイッパイだ。
有る意味、父に育ててもらったと今も感謝です。

もう 父のことを共に語れる人は誰も居なくなりました。