懐かしい本をに2018/12/23

最近はお昼寝の癖がついて、そのぶん夜更かししてしまう。

昨夜も書棚で見付けた懐かしい本を読み出したら止まらなくて、読み終わったのは2時過ぎだ。

「銀の匙」 中 勘助 角川文庫   平成4年発行

これを始めて讀んだのは女学校1年生のころだと思う。
岩波文庫で無論、表紙のイラストも無く旧仮名遣いだった。

当時、この本は国語の先生も推奨されて、作文のお手本という感じだったが、それに関係なくじーんと沁みるものが有って何度も読み返したものだ。

度々の引っ越しで、何時の間にか紛失してたのが、此処に来て見かけて久々に。
最初の数ページは鮮明に記憶してるのに、半ばからは始めて讀むような。
古めかしい漢字や表現も今讀むと却って新鮮だった。

最新の本も読みたいけれど、大昔夢中になった名作も読み返してみたくなった。
今、讀めば懐かしい思い出と同時に新しい感想も抱くかも。