「モモ」を讀む2018/12/02

習慣で、いつも読みかけの本や読みたい本を手じかに置いている。
思い出イッパイの世界文学全集や集めた本も二回の引っ越しの折りに殆ど処分してしまった。

執着心の無いほうだけど、昔 夢中で讀み耽った本は懐かしくて、古びた装丁の旧仮名遣いを眺めたくなる。
でも年齢のせいかな、最近はフィクションより、平易に書かれた哲学書や脳の話しにツイ興味が。

昨夜は、書棚を漁っていて珍しく目を惹かれたのが
「モモ」 ミヒャエル・エンデ作 大島かおり訳 岩波書店 1976年
ベッドに持ち込んだら、途中で止まらなくなって一気読みしてしまった。

児童向けの作品とは思えない、奥の深さにスッカリ引きずり込まれ考えさせられました。
時間というものへの哲学的な考察をも。

それに夢の世界に踏み込んだような懐かしい想いも溢れて。

おかげで今朝はスッカリ朝寝坊をしてしまった。
ま 日曜日だものなんて、相変わらず自分に甘いです。