星の想い出2018/03/14

昨日、父の思い出でプラネタリュウムを観に連れて行って貰ったことに触れたら、昭和17年に四ツ橋のプラネタリウムにお父さまが連れて行ってくださったとのコメントを戴いて嬉しかったです。

そう 四ツ橋でした。
調べたら大阪市立電気科学館は1937(昭和12)年3月13日にオープン。
その6階にプラネタリュウムが設置され、約9000個の星を投影、世界で25番目、国内では初めてのお目見え。

こういう事の大好きだった父は嬉しくて何度も通い、そのだしに10歳だった私を何時も連れて行ってくれたのでしょう。
もう夢のような世界でした。
今も父に感謝です。

あの頃の住宅街は日が暮れれば雨戸を閉めて、街灯も電信柱のところどころに暗い電燈が下向きに照らしているだけで夜空は星がイッパイ見えた。
プラネタリュウムで覚えた星を捜したものです。

星空と言えば、戦時中の灯火管制下の星空は哀しいほど奇麗だった。
学徒動員で工場の深夜業の途中で夜食を摂りに、少し離れた食堂に行く道で夜空を見上げながら、誰からとは無く”き〜よし この夜 星はひかり〜”の賛美歌を唱和していた。
時節柄、付き添ってられた先生は困られたみたい。

今は郊外でも街灯、マンションの各階の灯りなど光が溢れていて月が見えるだけ。
でも安全、夜道でも怖くなくなりました。

添付写真は、星に関係ないけれど昨日撮ったパンジーが可愛かったので。