3月10日に思うこと2018/03/10

3月10日の日付に真っ先に思い浮かぶのは、終戦の年(1945年)の東京大空襲だ。
死者約10万人、27万戸が焼けたことは後に知ったが、当時疎開していた琵琶湖畔の田舎にも何となく惨状は伝わって来た。
引き続いて、名古屋、大阪、神戸と。

終戦後4年経って、勤務していた県庁の出張で生まれて始めて東京に行ったときにも、まだ空襲の痕跡が至る所に見られた。
ひとり、お堀端の石垣に腰かけると遠くの焼け跡まで見渡せた朧な記憶が。

あれから70年余りが経っても、あの頃の悲惨さは身に染み付いていている。
理屈抜きにもう争いは厭です。

今朝は足慣らしに近くを歩き回って帰宅したら、懐かしい友からお誘いのお電話が。
嬉しくて、すぐに皆さんが集っていらっしゃるコミニュティセンターに急ぎ、談笑の輪に参加させて頂いた。
元気もイッパイ貰って、帰途の足どりも軽くなった感じでした。

添付写真は、枯れ葉の間から健気に伸びた蕾に春の足音を感じて。