姉の想い出2017/11/28

昔のモノの整理をしていると、結婚する時に姉が描いてくれた鏡台の鏡掛けが出て来て、想い出が蘇る。

昭和25年には未だ洋風の三面鏡は普及してなくて昔風のものだったな。
和風の美しい模様の縮緬などが普通だったが、未だ手に入らない時代で、母が麻布で仕立てて、その頃里帰りしていた姉に頼んでくれた。

乳児を抱えた姉は気が乗らなかったみたいだったが何とか油彩で変った繪を描いてくれたが、私も内心喜びながらも、今思うと素っ気なかったな。

友達が多くて画と文の才能に恵まれて華やかだった姉と、黙って本ばかり讀んでいた私とは、殆ど話しをする事もなかった。
6歳違えば話しが合う筈もない。

本当に親しくなったのはお互い子育ても一段落して、お互い趣味の事に熱中しだしてからかな。
義兄の意向などで繪は断念してて残念だったが、偶然お互い人形制作に夢中になっててヤッパリ姉妹だなと笑ってしまう。

当時、盛んだった飯田深雪さんのアートフラワーにものめり込んで幹部級になっていたみたい。

60歳からはシナリオ教室に通って賞を戴いたりしてたようだ。
載った本を送って貰って、その頃私もワープロで書いたりしていたがヤッパリ適わないなと。
でも姉が生き生きと楽しんでるのを聞くのが嬉しかった。

子どもの頃は姉は芸術派、私は理系と周囲から思われていたようだが、ヤッパリ姉妹は似てる所も多い。

亡くなって10数年が経ちました。

添付写真は、今日も片付けで外出も出来ず、一段と晩秋の趣を増した風景を廊下から。