7月1日の想い2017/07/01

ああ 今日から7月だ。
昭和25年7月1日は私の生涯が転換した記念日。
あの頃はまだお見合い結婚が普通で、亡くなった父の友人方が残った私のことを心配してくださって、次々と紹介してくださった。

今は考えられないことでしょう。
少し進歩していたのは、会って二人で話し合って当人同士が決められる様になってた事くらいかな。

学生の頃も、お勤めするようになっても男性には友人感覚しかなかったから文学少女の割にオクテだったみたい。

23歳が女性の結婚適齢期の上限みたいな風潮で、母に心配かけたくないのと新しい生活への願望も芽生えて幸運な出会いだったと振り返って感謝の念が湧く。

毎年、この日にはお見合いの日の思い出を書いている。
義母と気持ちが通じ合えてお互い、好きになれたのが嬉しくて。
結婚してからも一生可愛がってくださったな。

夫との54年間の生活も、私には勿体ないほどの幸せを。
お見合い結婚も悪くないな、愛情は後で自然に湧いて来るもの。

無論、結婚だけが幸せと決めつける思いは全然無いです。