朝ドラを観て2016/10/08

公園の樹々も秋めいて
秋から新しく始った連ドラは神戸が舞台で懐かしい。
主人公のモデルになった方は私が通った女学校の先輩らしい。

今は大きな総合大学になっているが、私が通っていた頃は5年制の女学校で一学年90人ほどだった。
人数が少ないから全校生徒が顔馴染み、しかも姉妹で通ってる子が多かった。

戦争が激しくなって卒業後、京都の女専に進学して寮に入ったあと、家も琵琶湖のほとりに疎開したので神戸との縁は切れる。

でも戦争が終わってから、風の便りで女学校の先輩数名の方々がファッションの会社を設立されたと伺って、時代の推移を感じた覚えが有る。

個性を尊重するユニークな教育方針だったなと今振り返って感謝することは多い。
そのうちに皇室御用達も話も伝え聞いて嬉しかった。
ずっと先輩でお目にかかる機会も勿論無かったのだけど。

昨日、たまたま届いた卒業生のための会誌をめくるとすっかり立派になった校舎、充実した学部に、設立1920年からの歴史を思う。
私は21回生だものと感無量だ。
最近は、前回の「暮しの手帖」など、来し方の古い思い出が蘇ってくることが多いです。

添付写真は今朝、通りすがりに公園の樹々に秋を感じて。
その内に紅葉、銀杏並木の黄葉が楽しみです。