シネマ歌舞伎に2016/09/27

友人に誘って頂いて楽しみにしていた「シネマ歌舞伎」を観に行く。
東京に詳しい彼女に万事お任せで、付いて行きながら溜っていたお喋りをしてるうちに目的地に着いた。
大分前だけど連れて来てもらった時の風景が徐々に思い出され懐かしい。

歌舞伎は女専の2年生の夏に終戦になってから京都南座にも歌舞伎が復活して夢中になった。
お金がないから天井桟敷で。
初日には昼夜通しが安く観られたから、市電が動く前に寮から歩いて並んで券を求めたものだ。
若かったナ。
好きだったのが六代目菊五郎、吉右衛門。

子育て終了してからは、お隣の奥様と都民劇場に入って劇場通い復活。
彼女も歌舞伎通でした。

勘九郎ちゃんが立派に成人しててイイお芝居を。
彼のお父さまの踊りが好きだったナと昔を思い出したり。

5〜6年後、お互い引っ越して別れ、歌舞伎や演劇に縁が無くなって30年余りが経ちました。

今日のシネマ歌舞伎は「映画」で俳優さんが大きく写り、表情の細かいところまでリアルに迫って来て、感激しました。
「身替座禅」は何度か見たけれど、懐かしい勘三郎(昔の勘九郎)の表情、仕草に見蕩れてしまう。
懐かしかったです。

それに全員の見事に鍛えられた伝統芸能に酔いました。

余韻を噛み締めながら駅前広場を見わたすお店で、遅い昼食をしながら又イッパイお喋りを。
二人の外食は何時もコーヒーとサンドイッチです。

楽しかった一日を友人に感謝です。

まだ夏バテが残ってて行くまで不安だったけれど、お陰さまで自信が湧きました。