思い出(京都)2016/08/21

日曜日は休養日と決めてが所在なさに観そこなっていたビデオを。
16日に放映された「五山送り火生中継」、昔を思いだして懐かしく録画したが3時間は長い。

五山送り火の歴史は古いが戦時中は中断してたから、私が初めて観たのは結婚して京都に住み始めた昭和25年からだ。

まだ観光客も少なくて家の近くの鴨川べりから眺めたものだ。
左大文字が大きく見えた。
河原には蛍も舞ってたな。

全部が観たくて次の年は出町柳か少し下流の橋へ。
伝統の重みを古都に住んで初めて知った思いだった。
時々「大文字焼き」なんて書かれてるのを見ると理由無く哀しい。

3〜4年で阪神間に移り、その後東京に転勤で移住したから京都に帰るのはお墓参りの時だけになった。

墓地に向かう車の正面に左大文字が大きく見えて今でも懐かしさがこみ上げてくる。

その景色を撮っておけばヨカッタと後悔しながら、金閣寺の向かうに見える山がそれかなぁと添付しました。