愛犬を思い出して2016/08/20

愛犬
夕べは寝付けなくて久し振りに本を讀む。
iPadに入っていた
 「昭和の犬」 姫野カオルコ著  幻冬舍

第150回直木賞受賞作ということは知ってたし標題にも惹かれていたが讀むのは初めて。
想像していたより切なくて戸惑う。

幼い主人公の寂しさ、健気さに戦後の世相のキビシさが重なりいじらしい。
何だか引込まれて最後まで読み切って寝た。

主人公が回想する
 サムエルを描いた「小さき祈り」は私も子どもの頃から大好きだった額で懐かしかった。

我が家も、物心ついた時から常に犬がいて良き友達だった。
歴代の愛犬の話は尽きることが無いだろう。

最後に家族になったのが写真の「アデラ」だ。
夫の知り合いの方から
「子どもが産まれたので良かったら」
と連れて来てくださったとき可愛くてもうメロメロに〜。

シェパードは初めてだったのでチョット緊張、少し大きくなると公認訓練士のかたに調教をお願いした。
ところがアデラは甘えん坊で途中から一目散に逃げ帰って来たりして。

楽しい思い出をイッパイ私達に残して10年足らずで最後を看取りました。
もうそれ以後は高齢になった我々に面倒は見られないからと家族の一員にすることを諦めました。

添付写真は懐かしいアデラの写真。
夫が特に可愛がっていたことを思い出します。