千代の富士関の訃報に2016/08/01

落陽
千代の富士関が亡くなった。
まだ61歳の若さで膵臓癌で。
相撲もお人柄も好きで、あの頃は夢中になって応援していた。

子どもの頃は娯楽が少なかったから、兄と一緒にラジオに齧り付いて相撲に夢中になって育った。

双葉山、男女川、武蔵山の時代で少年倶楽部などにグラビア写真が載ったりして。
69連勝が途切れる安芸ノ海との勝負もラジオで聴いてて茫然とした覚えが有る。

連勝が途絶えた後も彼は風格が感じられて特別な存在だったな。

それから随分経つが何故か千代の富士は贔屓だった。
TVで観られる時代になってその時刻にはTVに齧り付き。
若、貴も入門の時から観てて可愛かったが、千代の富士が負けた時は時代の推移を痛感したものだ。

何時の頃からか何となく離れてしまって、ここ20年程はTVでも観なくなってしまった。

夢中になっていた歌舞伎、演劇、ゴルフ観戦とも何時しか離れたから、私は移り気なのかも。

でも九重親方の訃報は哀しかったです。
あの頃を沁みじみと思い返しました。

添付写真は夕べの落日があまりに美しかったので。