18歳からの選挙権に2016/06/22

18歳のころ
最近、18歳からの選挙権が実施される記事を見る度に郷愁の念が湧く。

小学生の頃、父と街を歩きながら選挙ポスターを見て
「どうして女性の候補者が居ないの?
 どうしてお母さんは選挙に行かないの?」
素朴な疑問だった。
父がどう答たかは覚えていない。

長じて男女の役割分担は男性にもキツイことも感じるようになったけれど序列には納得できなかった。

後年、学徒動員で軍需工場で大きなグラインダーの深夜業もしながら、歳取った男性工員から
「女専生なんて所詮は小学校卒業したての少年工員より下なんやで」
聞いていた何人間が頷いたのが口惜しかったけれど当時の女性の嗜みか処世術だったのだろう。

終戦時、私は18歳だった。
敗戦は多くの方々の傷ましい犠牲を憶い、口惜しくて哀しかった。

言い訳めくが未成年で参政権も無かったことを盾にして新しい世界に期待したのも事実だ。
女性の参政権が実現したのが嬉しくてまだ20歳になっていないのに、候補者の政治討論会には友人と欠かさず回った。

我々の年齢のものが棄権しないのはその習慣からかも。
あれから70年間には奇麗事と理想だけではない世間も多少は見て来たけれど〜
でも理想は失いたくないです。

体調、モウ一息、今週末までのイベントには参加したくて自重してます。
来週にはお喋りイッパイしたいなぁ。