台風の前2014/10/13

中庭で
台風は予測より少し遅れて通過は今夜らしい。
今日は4人だけのささやかなクラス会?を楽しみにしていたのだが関西から来る友達の交通機関が心配で先延ばしになった。

年々集まれる幼な友達が少なくなった。
訃報も耳に入って「○○ちゃんも〜」
女学生だったころの可愛かった姿が眼に浮かぶ。

一学年の人数が90数名の小さな学校で、その中の15名は小学部からの続きだ。
関西から来て会う筈だった友達と電話で話しながら
「好い学校だったね」
と沁みじみと言い合った。

女子には受験勉強の必要がなかったのは差別だけど、そのお陰で国語なら一つの文章を徹底的に掘り下げ考える。
幾何などでは何故そうなるのか自分で証明をみつける、本当に楽しかった。
通信簿がないので私など思いっきり好きな本にのめりこんでいられたな。

夫々にユニークな生き方をしているのを、卒業して随分経ってから聞いて納得した。
そして皆、仲が良い。 子どもの時から人の陰口を聞いた事がない、ましてイジメなど。

精神的にほんと恵まれた人生を送らしてもらってるとつくづく思う。
その分、世間知らずで我が侭なのかもと自省もしてみるのだが。

外はもう暗くなりかけているが、これから台風が来るのかしら。
マンションは以前の海辺の一軒家と違って何となく安心感があって有り難い。