梅雨空のような日2014/07/04

CGで
何となく気持ちの弾まない日ってあるものだ。
こんな日は身体を動かすに限る。
先週に探し物で散らかりっ放しのアトリエ兼物置にしている部屋を片付けることにした。

30年前に観た演劇のパンフレットや歌舞伎の番付などなど・・・。
役者さんの若い時の写真が懐かしいが殆ど開くことは無い。

もう役に立たない歴史的価値だけのパソコンの参考書の数々。
想い出の品ってホント厄介なものだ。

写真の山、何てことないのまでイッパイだ。

20数年前ネットで知り合った定年後の男性の方が
「子どもの写真やビデオを夢中になって撮って編集もしたけれど、大きくなった息子達は全然興味ないのですよね。虚しいものです。 処分しようかと・・・」
今になってあの方の気持ちが解るようになった。

気分転換にと云っては失礼だが、人恋しくなって京都の寮で一緒だったクラスメートに久々の電話をした。
「あ 貴女のテレビ観たわよ」
「えっ どうして?」
「偶然、予告見たからその日はバッチリ。貴女元気そうね」
それから話が弾んで、
「東京の支部会や展覧会一緒に観に行こうよ」と。
嬉しくて今朝のメランコリーは何だったのだろうなんて思う。

元気づいて、iPadのサポートセンターに電話して、近くのお店を訊くと表参道に新しくオープンしたとのことだった。
そのうちアプリと部品を買いたいし、直接触って教えて貰いたいから行ってみよう。

さっき電話したクラスメートとの会話で彼女は
「最近はタクシーよく利用するのよ」
「私、変にケチで笑われるのだけど勿体ない気がして・・」
「だって あと何年? 今遣りたいことしたいもの。
 私も他のことではケチよ」
成る程と納得、私もその気になった。

さぁ 残った片付けをして部屋を奇麗にしよう。