カメラの想い出2010/10/02

窓ガラスに映る撮影姿
部屋を片付けていて古いカメラがでてきた。
一個はデジタルカメラを買う前の最後のもの。
オリンパスのコンパクトなタイプだ。 開けるとフイルムが装填されたままだけど 何か写っているのかしら。
夫の定年後、二人で気ままに旅行する時は必ずこのカメラとビデオカメラを持って歩いたな と懐かしい。
操作方法はすっかり忘れている。

もう一つはソニーのマビカ。
初めて買ったデジタルカメラ、今持ってみると重い。
当時でも「お弁当箱」と言われたくらいでバッテリーをいれると1kgはある感じだ。
これを散歩する時も持ち歩いて撮るのが楽しみだったな。
3.5インチのフロッピーに記録するのですぐにパソコンで見たり加工出来て便利だった。接写も1センチ未満、光学ズーム10倍。
ただ画素数は40万画素切っていたのは、今では考えられない数値だ。
とても愛着があって、その後新しいのを買っても併用していて修理にも何度か出したが、数年すると凄い修理価格の見積もりで とうとう断念した。 諦めさせたかったのかなと勘ぐった。
返って来たカメラに入っていたフロッピーを見ると修理の係の方や会社の仕事場が写っているのが一枚入っていて親しみが湧いて笑ってしまった。 テストしてたのでしょうね。
3,5インチのフロッピーがサンタクロースの袋いっぱいほど溜まったのを、ある程度CDに保管してから引っ越しの時に大部分を廃棄した。

マビカを買ったのは20年近く前と思っていた。
今調べてみたら1997年発売らしいから、13年くらいしか経ってない。 この時間感覚のズレに驚いた。
私のなかではセピア色の昔懐かしい想い出になってしまっている。

添付したCGは、まだデジタルカメラが普及していなかった頃、散歩途中で見かけた新築の家の窓がミラーのようで カメラで撮ってる自分が写ってるところを描いたもの。
当時見た方からカメラに目を当ててないのはミステリアスとコメント戴いたのも懐かしい。カメラの液晶画面が珍しかった頃の話です。