自然が恋しくなる日2010/08/26

庭仕事
これは20年前くらいの絵日記の一ページ、それにしても若く描き過ぎだが。
夫が仕事を離れて、生まれて初めて自然の溢れた古い日本家屋に移り住んだ。横は山、別荘と廃屋に囲まれ斜面の下はお寺とお墓、海の向こうには富士山が。
一目で気に入った! 家は土地の大工さんに現況を損なわないように補強してもらったが、庭は二人で毎日手入れした。
チェーンソーで枯れ木や大きな枝を切りまくり、ドラム缶で燃やした。 それが許される時代だった。
電動の草刈り機は専ら私の受け持ちだったが面白かった!
広い芝生にして斜面の大木は残し果樹や椿などを少し足したが殆ど野生にまかせた。
私ってこういう荒仕事が向いていたんだと知る。
庇の塗装が剥げてくると大きなペンキ缶を買って来て屋根に上って塗った。 大屋根からの景色は素晴らしかったな。
無論、夫はもっと大きな力仕事を楽しんでやっていた。
デスクワークより向いていたのかも。

もう力仕事は無理だから今の快適なマンション生活に凄く感謝している。 
でも あの頃の生活楽しかったな。
私の人生のなかにそういう時期があったことが嬉しい。

今日は1日パソコンの整理にかかっていたら、野性が恋しくなった。