去り行く夏の想い出2010/08/21

海辺で見かけた男の子
甲子園の高校野球の決勝が終わって、ふと気がつくと秋めいて来ているとよく言われてきた。
今年の異常な猛暑も昨日あたりから少し涼しくなったみたい。
こころなしか今日の雲一つない青空にも秋の兆しを感じる。
夏大好きの私はチョッピリ淋しいんだなあ。
今のうちにと前に添付した砂遊びしている兄弟のお兄ちゃんの画像を引っ張り出して来た。
昔、CGで描いたものだけど好きなので今年のうちに添付しておこうっと。

小学生だったときの今頃を思い返すと大変だった。
2学期なんて遠い先だと、遊びほうけていたから宿題には全然手をつけていない。 簡単な「夏休みに友」でさへ白紙、絵日記も白紙、工作も観察日記も図画も描いてない。
2学期の始まりには、夏休みの宿題の展示会が有って母親も見に来る。 1年生のときはまだ少しは真面目で、絵日記の金賞を貰って母を喜ばせた。
2年生以降はまるでダメ! 
母は嘆いたが夏休み中は
「宿題ちゃんとしてる?」
と聞かれるくらいで見てくれたことは無い。
今では考えられないくらい放任主義、こどもの自主性を重んじてくれたとも言える。 父親は子どものことに絶対口出ししなかった。
撒いた種は自分で刈らなければならない。
でもまだ10日有る! セミ取り、木登り、海水浴、後は本を読みまくっているうちに8月の終わりが来る。地獄だった。
それでも今思うと好きなことをいっぱいして良かったと思う。
独りで苦しんで何とか宿題をやっつけたのもいい経験だった。

女学校に入って一番驚き、嬉しかったのは夏休みの宿題がないことだった。 普段も宿題はなかったように記憶している。
おかげで本がイッパイ読めた。
夏休みの開放感が刷り込まれて 夏が大好きなのかも知れない。