猛暑の日に2010/08/17

ノウゼンカズラ(油彩風CG)
気温35度は超えていただろう炎天下で待ち合わせて教室まで車に同乗させて貰った。
月に1度の人物クロッキーの同好会だ。
3階の教室までは階段のみ、重い画材を抱えて登り、広い教室の窓を開ける。 クーラーも扇風機も無い。
イーゼルと重い椅子を運んだ時点で みんな顔を汗が流れ、頭髪はぐっしょり濡れていた。
お仲間が冷えた小さな保冷剤をハンカチにくるんで首に巻くと気持ちが良いとくださって一息つく。

モデルさんがポーズを決めると、もう暑さは吹っ飛ぶ。
5分ポーズが3回、20分が1回、10分が2回、適当に休憩を入れて、3分5回 など など 最後は2分6回で締めくくった。

私はこの会に入れて戴いてまだ3回目だ。
お仲間のクロッキーを見ることも、自分のを見せることも無ない、ただ没頭して描くこの時間が貴重だ。
珍しくこの日は、終ってから会の主催者の方のお宅に集まり手料理をご馳走になりながら盛り上がった。
話題は当然絵にたいする各自の思い、率直な話に爽やかな風が吹き抜ける。 勿論クーラーもがんがん掛かっていたが。
彼女達の母や祖母の世代の私だが、その話から学ぶことは多く、よく知る機会のなかった世界が身近になった。
ともかくスゴく楽しかった。