長崎への想い2010/08/09

飛翔
歯科医院の予約があって、長崎原爆投下65年の記念式典はテレビで見られなかった。 一緒に黙祷も捧げられなかったのが侘しい。
キリスト教が一番早く広まった長崎がどうして原爆の2度目の目標になったのだろう? 捕虜収容所もあったのに。
当時の庶民に判る筈も無いが、もしかして我々の頭上で炸裂していたかも知れないと思うと代わりに被害に遭われた広島、長崎の方々に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

私にとって九州は遠い地だ。 姉は父の勤務先の関係で熊本で生まれているが私自身は一度も九州の地を踏んだ事が無い。
特に歴史の数々の舞台になった長崎、異国情緒の街をこの眼で見たかった。 浦上天主堂、グラバー邸は写真でみるだけ、港も俯瞰してみたかった。
被爆十周年の時に建てられた北村西望の平和祈念像は実際に見上げるとどういう感じなのかしら。
彼の聖観世音菩薩像も写真で観るだけだが力強い! 観たいと思う。
日本国内だもの何時でも行けると思っているうちに相棒の夫はいなくなり体力の自信も無くなった。
行っていれば今日の式典に寄せる想いももっと身近に感じられただろう。