雪うさぎ2010/02/08

大きな雪うさぎを作ったよ〜
朝、目が覚めてお外をみたら 世界中が真っ白!
「ワア〜 きれい」
こどもたちは 朝食もそこそこに飛び出して
「雪だるまつくろうよ」
「カー君も呼んでこよう」
みんなで相談
「普通の雪だるまじゃ つまんないよ」
「大きなウサギがいい」
それで
大きな 大きな 雪うさぎが 生まれました。
「このシッポ カワイイでしょ」
「ぼくは 頭に椿のお花つけてやる」
「それなら 胸にも 飾ってあげるね」
ながい時間かかったけど、
お腹すいて つかれたけど  みんな大満足でした。

(つづく)

雪うさぎ(つづき)2010/02/08

深夜雪うさぎと遊ぶエンゼル達
こどもたちが 雪うさぎの夢をみながら寝てしまった深夜。
星がキラキラ光る夜空からエンゼルたちが降りてきた。
「みて みて 大きなウサギがいるよ」
「お花つけて かわいいね」
「こんなとこに 帽子とマフラーがあったあ」
「ボクは 赤いマフラー ミーツケ」
ちゃっかり かぶって 巻いて嬉しそう。
こうさぎを連れて来たエンゼルは
「見てごらん ママだよ」

エンゼルもこどもなんです。 すっかり喜んで走り回ったけれど、むろん あしあとなんか残らない。
星の瞬く深夜には だーれも知らないことが起こってるんです。

(CGにハマってた頃の絵です)

デッサン(かぼちゃ)2010/02/10

かぼちゃ パステル画

次回のアトリエは久し振りに木炭デッサンの予定とのこと。
油絵を描き終えると、木炭の感触が懐かしくて楽しみだ。
先生と生徒の会話 
「モチーフはこれから考えるけど、なんかでっかいものみつけてくるよ」
「あっ 去年のカボチャも大きかったですよね」
「あとの始末が大変だったよ」

去年は、黒紙に、白、グレーの濃淡のパステルで描いた。 
稜線、反射光などデッサンの基本を復習(殆ど忘れてた)しながら大きなかぼちゃが現れ質感が増して来たときのトキメキ!
こすったり ざらめにしたり・・・
出来上がると  モノトーンの美しさに惚れ惚れしたっけ。 
技術は未熟でも美しいものは美しい!

その絵を添付します。クリックして大きいかぼちゃ見て下さい。
右下の小さないぼいぼのあるのもカボチャです。

紀元節2010/02/11

箱根のスケッチ

今は「建国記念の日」だ。
何故「建国記念日」でないのか?
それは建国されたという事実を記念する日だからそうだ。

戦前の教科書は神武天皇が即位された日を皇紀元年とした。 それを新暦に直して2月11日が紀元節になる。
明治初期にこの日を決めるまで日本書紀に基づいていろいろ考えたらしい。 神話だからその辺は曖昧模糊としてるように勘ぐってしまう。

しかし戦前は歴史として習い、やたからすを弓の天辺に止まらせて白い衣服に勾玉をつけた神武天皇の姿は凛々しかった。

ただ昔の天皇が長寿だったのは子ども心にも不審に思ったことが有る。 神武天皇は127歳、少し飛んで孝昭天皇114歳、孝安天皇137歳、仁徳天皇辺りまで100歳以上の長寿だ。
この辺は旧約聖書に似ていると思った。

戦前は皇紀で歴史を学んだから至ってややこしい。 仏教伝来1212年オイチニオイチニと覚えたけれど戦後は通用しなくなった。
昭和15年には「紀元は二千六百年」と国を挙げて祝賀行事があった。
女学校の先生が、こういう節目の年を迎えられるのは運が良いといわれ素直に喜んだが、10年前に西暦2000年も経験することが出来て これこそラッキーとひとり感激した。

ともあれ日本と言う国に生まれたのだから、この国の成り立ちや歴史を考える日があっていいと思う。 あまりそういう雰囲気は感じられないが。
少なくとも私は、まだまだ自分の属する国なのに知らないことがいっぱいある。

電車のなかで2010/02/12

色とりどりのチューリップ

若い時は電車の中は読書時間だったが、今は目が疲れるから、うたた寝したり、周囲をなんとなく眺めて過ごす。
じろじろ観察してる気は毛頭ないけれど、引き籠って世間に疎くなった私には新鮮だったり、驚いたりすることがまま有ってベンキョウになる。

若い世代の服装や髪形は何時見ても楽しい!  バッグも今こんなの流行ってるんだぁ。
車内のお化粧は批判の的だ。 確かにたしなみに欠けるかもしれないが、私は興味もって見てしまう。 
仕上がっていく過程は オオ~ 結構面倒なことを丁寧にやってるんだ。 確かに効果あるよね。  でもガタンと揺れたときに眼を突かないかしらと余計な心配をしてしまう。
甲高いお喋りのほうがよっぽど迷惑だ。

迷惑で思い出したが先日比較的すいてた車内で見かけた光景。
きちんと背広、ネクタイ姿の30歳前後の男性がガムを取り出して破った包装の破片を握った手を後ろにやった。 ズボンのポケットに入れたのだろう。 ガムを剥いた紙もサッと後ろへ。
真ん前だからいやでも眼に入る。  ポケットに入れたのかな、それとも?
2駅ほどして男性はサッと立って降りて行った。 座席には白い破片が2個残されていた。
思わず 「お忘れ物ですよ」 と声かけそうになって慌てて飲み込んだ。

席に空き缶やゴミがあると入った時にとても厭な気分になるが捨てるところを見たのは初めてだった。
身ぎれいにして、清潔にしているからゴミは身につけたくないのだろうか。
ナサケナイよ。

昔、「小さな親切」という言葉が流行ったことが有る。
それに倣って、今厳しい情勢のなかで、せめて小さなマナーで気持良く暮らせればと思う。
私自身が「チーマナ」を心がけよう。