気がつけば８２歳

相変わらず膝が痛くて週に1回の注射に整形に行く。　珍しく比較的空いていたので、腰や足首も痛いと訴えるとレントゲン撮りましょうと。　あちこち姿勢を変えて撮ってもらった。
結果は前と変わり無し。　現状維持なら上等だ。
　「足首の異常ないのにどうして歩くと痛むんですか？」
　「体重のせいでしょうね」
風邪が長引いて以来、体力つけなくちゃぁ、お正月がかさなって食べ過ぎ！！
足が痛いから歩かない　悪循環だ。
今年の取り敢えずの目標はダイエットに絞ろう！

考えてみればダイエットで悩むなんて贅沢過ぎる。
戦後すぐのころ、学校で教わったのは、如何に効率的に栄養を摂取するか、脂肪は確か１日に３０グラム摂るようにが目標だったと思う。
経済的に如何に有効な栄養分を供給するかに主婦は苦労した。
その頃アメリカあたりの情報に、貧困階級は安いカロリーの高い食事をするから肥満が多いとあって不思議だった。

６０年後の日本は低カロリーをウリにした食品が並ぶ。栄養価の無いものにお金を出すなんて可笑しいんじゃない。
我慢して必要な分だけ食べれば済むことなのにと考える理性は残っているが欲望にヨワいんだなあ。　まったく情けない。

食欲が有る間が花よ　生きてる間に美味しいものを楽しまなくちゃ　なんて甘い誘惑に負けてはいけないなとつくづく反省した。